[データ]
米GRACO(グレコ)社の日本向け仕様品. 2002年に斬新な色使い(赤と黄)でベビーカーと共に新発売したものです. ベースつきのベビーシートで,ベビーシート部分(以降キャリー部)は, ベビーキャリーとしてもロッキングチェアとしても使用できます.
あらかじめ,ベース部を車に固定しておけば(シートベルト2点式), キャリー部をワンタッチで取り付け・取外しができます. ベビーシートが正しく後ろ向き斜め45度に固定できるように, ベースにはアジャスターがついています. 正しい角度が確認できるように,キャリー部に水平器がついています.
キャリー部は,ベビーキャリーとしても使えます(ちょっと重いですが). またロッキングチェアとして,ファミレスなどで赤ちゃんを座らせたままの状態で, シートごと座席に置いて一緒に食事することも可能です. 車の中で寝てしまっていても,赤ちゃんを寝かしたままの状態で, ベース部からキャリーを外し,そのまま運ぶこともできます. キャリー部には,大型ホロがついていて, 車内でもキャリーとして持ち運んでいてもまぶしくないようにできます.
またGRACOのA型ベビーカーに合体させてトラベルシステムとして使用できます.
まずはベース(基台)を取り付ける |
とりつけはマイティタイトを使用してシッカリと |
注) 上記のようにマイティタイトをベースのベルトパス部分に取り付けるのは推奨できません.しかしベビーシート2台を,3列シートのミニバンの2列目の右・中央席に固定するために,特に中央席がベビーシート単独ではシッカリと取り付けられないので,このようにマイティタイトを用いて固定しています.ただしベビーシートを2台並べて設置するため,マイティタイトを入れるスペースがないので,このような苦肉の策で固定しています. またそのままの固定法ではベビーシートの取っ手部分が接触してしまい,うまく設置できないので,右写真のように金属箱をスペーサとして挿入し,前側のベビーシートの間隔が若干開くように工夫しています. 上記のようにすれば,シッカリと固定できていますが,使用想定外の方法ですから,推奨はできません.双子でどうしてもこのような設置法が必要な方のみ,自己責任にて参考にしてください. |
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キャリーごと「ぱっちん」装着 |
大きな日よけがついている |
角度調整用のアジャスター(左下の赤い部分) 赤いねじをまわして調整する |
ベビーシートに取り付けられている水平器で 正しい角度をチェック! |
ベビーシートの表示.「車と航空機で使用可能」と表示がある(中央の英文:赤字表記) 右上は取り付け角度を確認する水平器 |
長所
・寝かせたまま移動できるので使い勝手がよい(ベース式の醍醐味)
・後ろ向き45度は安全だと言われている
・幅が狭いのでミニバン2列目シートの右側2/3に2個設置できる
・車内で意外と日よけが役に立つ
・ロッキングチェアも便利
短所
・赤ちゃんを乗せたまま運ぶときは重い
総評
ベースつきベビーシートは使い勝手がよく,オススメです.
特にベビーカーと合体させてトラベルシステムとして使用すると,
かなり使い勝手がよいです.本当に買ってよかったと思いました.
こんな感じでキャリーごと運ぶ (生後1ヶ月のお宮参りにて) |
車への取り付けはワンタッチ |
車内で寝てしまってもそのまま部屋に運んで, 簡易ベッド(?)状態に |
結構スヤスヤと寝てくれる |
ファミレスではイス代わりに |
食堂でも大活躍 |