2001年1月14日
マカオへ!

さて,今日はマカオへ行こう.これでパスポートに押される香港の入国・出国スタンプが4色揃うぞ!まずは九龍半島側からカタマランで渡ることにした.Albertに聞くと,マカオ行きも中国フェリー埠頭から出るそうだ.でもAlbertから「大勢の中国人がいるので混んでてスゴイことになるぞ」との忠告.おぉ,面白そうだ.受けてたとうではないか!


まずはバスで中国埠頭へ

ということでバスで中国埠頭まで行きます.朝10時ちょい前に到着.中国埠頭では,Albertの言うとおり「中国旅行社」と書いてある赤いカバンを持った大陸の団体様が大勢いてごった返していました.切符売り場へゆくと11時の便は満席.本当ぅ?フェリーなんて定員ないと思ったのにぃ・・・結局,取れたのは12時発の便.出航30分前までに搭乗口へ.とのことだった.


ごったがえす中国埠頭

2時間も時間があるので,ネイザンロード沿いまで戻り,お土産を買って時間をつぶす.で,中国フェリーターミナルへ戻ってみると・・・マカオ行きの入り口が長蛇の列.みぃんな赤いカバン持っています.やはり一番安いカタマランを使うのでしょうね.少し高いTurbocatの列は空いていますから・・・Turbocatにすればヨカッタとちと後悔.と,後ろに日本人2人組が並んでいた.ほとんどの日本人観光客が香港島からマカオへ行くのに,九龍側の中国埠頭にいるなんて珍しい.自称旅慣れている彼らもそう思ったそうな.しかし,中国大陸の団体様はイミグレの速度が異様に遅い.しかも荷物でかい.このぶんだとマカオに到着したときイミグレダッシュしないと1時間位時間取られちゃうぞ.

イミグレも終了し,埠頭の先の方の搭乗口あたりで待つ.おぉ!ここの売店は中国元が使えるではないか!広州で使い残した元を使ってしまおう.さて,いよいよフェリーへの搭乗だ.搭乗口からエスカレータで降りて,岸壁からフェリーへ乗るような感じになっている.しかし中国本土の団体さん.デカイ荷物を引きずりながらエスカレータへ降りて行くのには圧巻.と,思いきや,いきなりエスカレータを止めてしまう.やはりデカイ荷物のままエスカレータへ行くのは無謀だったようだ.こりゃマカオのイミグレが思いやられるぞ.

フェリーに乗ると船内は荷物置き場探しの修羅場と化しています.だって電子レンジとか小型冷蔵庫が入ったダンボール箱を座席の横に置こうとしているんですよ.身軽な我々は修羅場をかいくぐり座席へ着きます.結局,大きな荷物は座席の一番前のスペースと船の最後部に収納して修羅場は収まりました.

さて,修羅場も納まり,いよいよ出航!波が荒く結構揺れます.1時間半の船旅を大きな揺れと共に楽しみました.途中,GSM携帯が中国(China Mobile)にローミングし,到着30分前位にマカオに切り替わりました.携帯電話も自動的に切り替わるのが便利ですね.


乗るのは12:00発の澳門(マカオ)行き

エスカレータ止めて大混雑!

入港するTurbocat.こっちにすればよかった?

カタマランに乗船!

修羅場が収まり一安心

タイパ大橋が見えてきた.戦闘開始!

さて,そろそろマカオへ着こうとする時,ちょうどタイパ大橋をくぐる頃に中国本土の団体様が動き始めました.デカイ荷物を取りに動き出すんです.船内は緊張感に包まれます.下船の修羅場です.デカイ荷物を持って船中央の出口に殺到することは容易に想像できるので,身軽な我々も出口へ向かい好位置をキープ.もちろん「完全に船が止まるまでは座席に・・・」というアナウンスは流れますが,半分以上の人は修羅場に参戦しています.

船が着く頃は,後からデカイ荷物を持った大陸の方々に揉みくちゃにされていました.ふと,座席の方を見ると「旅なれた」日本人2人組はお行儀よく座っておられます.私らって行儀悪いっすかねぇ?(爆)

出口が開くと猛ダッシュをかけます.また動く歩道を止められたらかなわないので,動く歩道じゃないところを走る走る・・・案の定,大荷物のまま突入した団体様により動く歩道は止まってます.これで団体様の大部分は後方に止められてしまいました.我々のチョイス大正解.でも団体様の中の身軽な方達は動く歩道を避けて走っているので足を緩めるわけにはゆきません.結局,イミグレへ着いた時は,空いているカウンタへ滑り込むことができました.マカオのイミグレでも大陸の方1人よりも日本人4人の方が審査時間が早かったです.空いているブースを見つけたら全員同じ列に並ぶのが吉ですね.

Update : Apr. 2, 2002