1999年5月5日
Marathon 〜 Miami 〜 Minneapolis

今日は，フロリダを発ち，米国本土の海と別れる日． まずはマイアミ空港までOverseas Highwayを飛ばす．

こういう景色のよいハイウェイを後にするのはもったいないように思える． 今日から２泊は砂漠のど真ん中に位置するLas Vegasなので，なおさらだ．

また鳥が車と平走してくれる．

お見送りしてくれてるのかな？

さて，レンタカーをマイアミ国際空港で返す． さすがは南米の玄関口マイアミ． 英語でなくスペイン語でおしゃべりする空港従業員が多く， ここは本当にアメリカか？と耳を疑う． 午後４時発のミネアポリス行きに乗り， ミネアポリスでラスベガス行き最終便に乗り換える． 12時頃にはホテルに入れるだろう．ん？時差が２時間あるから，フロリダ時間で深夜２時かぁ． ちょっと眠そうだナ...

しかぁ〜し!!そうはうまくいかなかった． 飛行機に乗っていると，機長からのアナウンス．
「エンジントラブルのため， アトランタに緊急着陸する」
なぬーーーー!!
そろそろミネアポリスかな？と思ったのに，半分も進んでいないじゃないの． ホントにエンジンの調子が悪いんだな．

で，アトランタでエンジン修理に約2時間． ミネアポリスに着いたのが5時間遅れの，深夜12時近く． ベガス行き最終便は既に出発していました．（涙）

しかたがなくNWが用意してくれた，ミネアポリス空港近くのホテルで１泊． ホテル代と晩飯＆朝飯＆電話代はNW持ちである．

まずはベガスのホテルに電話する． 何も連絡をしないでドタキャンすると，翌日の予約もキャンセルされてしまう場合があるからだ． こっちのつたないエイゴでもなんとか通じてOK． ついでに，Speed Check Inを頼んでおいた．

問題は，明日の朝一番で予約しているグランドキャニオン日帰りツアーだ． ツアーを申し込んだシーニック航空に電話しても誰もいない． 留守電になってる．そりゃあこんな夜に電話に出るわけがない． 明日の飛行機は，朝8時発．ベガス時間で朝6時． これじゃあ飛行機に乗る前に連絡をつけることができない． 飛行機を降りたら既にグランドキャニオン行き飛行機は出た後で時既に遅し．

私の妖しげなエイゴが通じるかどうかわからないが， 一応，留守電に「飛行機の乗り継ぎミスのためにベガス到着が朝９時になる． グランドキャニオン行き最終便に予約を変更してくれ」とメッセージを入れた． 頼む，通じてくれ！

それから，予約を入れたラスベガス大全にも， 「予約を最終便へ変更して欲しい」とメールを打つ． 明日の朝一番でメールを読んでくれる事を祈る．