199X年10月12日
帰国日

10月12日.今日は日本へ帰る日.

ひこーきは朝9時なので,6時にホテルをでました. 的士を拾って空港まで.空港に6時20分着. 早すぎるゾ.カウンターが開いていないぃ〜〜

今回の帰りの荷物はすごく多かった. 河津先生からもらった,アマチュア無線のアンテナ一式に,無線機(TS-850S). 普通の観光者はこんなもん持っていないゾ.帰りの税関が心配ぢゃ.

などとしている間に,カウンターが開く. 預ける荷物は4人で8個. 重さは... 86kg.ちょいと重いがオマケしてもらった (^^;

[Enrouting to Kai-Tak Airport]
啓徳空港ロビーから着陸してくる飛行機を見る

帰りのひこーきは左窓際席. 日本列島を眺めながらNRTまで3時間弱のフライト. 無事NRTについてから,コックピットに遊びに行ってから入国審査. その後,恐怖の税関. Kunyはアルミパイプを肩に乗せながら非課税のレーンへ並ぶ. かなりアヤシイ.

税関
「どちらからですか?」
アルミパイプをじろじろと見る
Kuny
「香港っす」
税関
「これは何ですか?」
Kuny
「アルミパイプ」
税関
「ホントに?」
Kuny
「アルミパイプだよ.アルミを国内に持ち込むのはイケナイんすか?」
税関
「何に使うの」
Kuny
「アンテナ作るの.アマチュア無線やってるから」
税関
「本当にアルミパイプだけ?」
Kuny
「いや,正確には絶縁体として木とか,コンデンサとかも入れてあるけど」
税関
「ちょっと持たせてくださいねぇ... ん〜〜.重いなぁ.念のためにX線かけていい?」
Kuny
「いいけど,アルミにX線かけても見えないんぢゃない? 5分以内でやってよ.電車乗れなくなっちゃうから」
税関
「このケンウッドって書いてあるのは,無線の機械ですか?」
Kuny
「そうです」
税関
「中には1機だけ?」
Kuny
「そうよ.国内生産品だから関税かかんないでしょ?」
#アルミが検査から帰ってくるまで,暇つぶしの検問が続く...

職員
「OKです!」とアルミを持ってくる
税関
「ご協力ありがとうございました」
Kuny
「4分40秒.まぁ,許す」
#アルミパイプを持つと税関に疑われるようだ

かくして,一行は無事帰国したのでした.

− 完 −
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Update : Nov. 6, 2000