はわいはホテルorコンド?

ハワイ滞在はどうするか?

ベガスからはハワイへ来ます. ハワイといったら海だけと思いがちだけど, ハワイ島マウナケア山頂(標高4100m)での夕日と星空は格別なのだそうです. なので,ハワイ島にステイすることにしました.

スケジュール的には,新婚旅行全体で20日間位を考えています. 欧州で4泊,フロリダで5泊,ベガスで2泊は決定しています. それから韓国に2泊はしたいので,ハワイにステイできるのは 4泊位です.

4泊ならば,ハワイ島3泊とワイキキに1泊というセンがちょうどイイ感じです. というのも,ハワイ島は夕日がバツグンによく見えるコンドミニアム(貸別荘)に 泊まりたいのです.しかし,大抵のコンドミニアムは,Minumum Stay, つまり最低宿泊日数が定められており,そのほとんどが3泊以上なのです.

それからハワイから韓国へ向かうために,ハワイ島を朝早く出発する必要があり, もし寝坊して乗り遅れるとヤバいので,定番のオアフ島ワイキキに1泊入れることにしました.

Kona Magic Sands Condominium

ハワイ島といえば,西側で天気がよく, 夕日がキレイなコナ(Kona)にステイすることが我々には必須です. ハワイ島の海岸のほとんどは溶岩に覆われており, 泳げるようなビーチは少ないのですが,その中で目をつけていたのは, Konaの街より南側にある,White Sand Beachです. このビーチは,ハワイ島では珍しい白色のビーチで,ボディボートなんかができます. 大潮の満潮時にはビーチが消えるときがあり,魔法のように消えてしまうことから, Magic Sand Beach とも言われるようです.

この Magic Sand Beach 近くに,Kona Magic Sands Condominium があります. ビーチ横の小高い丘の上に,海にせり出すように建つ3階建てのコンドで, 部屋から「ばーーん」と海が見えて,その海に夕日が沈んでゆくという, かなりイイ感じのシチュエーションです. 建物が古いので,値段もリーズナブルです.

インターネットで,コンドの様子を見て,ココしかない!と即決しました.

バケレンは?

このコンドは,日本の代理店では,あまり扱っていないようです. では,現地のバケレン(Vacation Rental,貸別荘管理会社のようなもの)で, 借りるしかなさそうです.

YAHOO USA から, 「Kona, vacation rental, Magic Sands」でサーチして, 片っ端から,チェックしてゆきます.だいたい1泊75〜110USDの範囲でありました. なかには日本語OKなバケレンもありましたが,価格が若干高めになっていました.

価格が安め(90USD以下)なところに,一斉に見積願いを出して, その中でレスポンスがよく,丁寧な, SunQuest Vacations で手配することに決定しました.

ちなみに,SunQuest は,日本時間の深夜にFAXを出すと, 次の日の朝(ハワイ時間の午前中)には返事が来ているというレスポンスの良さです. ただし,E-mailのレスポンスは悪いです. 一般的に,どこでもE-mailよりもFAXの方がレスポンスよいんですよね. FAXの価格は1枚送るのに50円位だから,許容範囲ですが.

結果的には,SunQusetで正解でした. コンドミニアムは,基本的に部屋ごとにオーナー(所有者)が違い, オーナーごとにバケレンと契約しています. つまり,バケレンにより借りられる部屋が変わるのです. そして,オーナーの趣味により部屋の雰囲気や設備などが変わります.

同じコンド内でも,角部屋やラナイの広い部屋に泊まりたいものですよね. Kona Magic Sands は,ラナイが特大な部屋が4つあります. 部屋番号で201〜204号室です. SunQuestは203,204号室を持っているようで,我々は203号室に滞在することができました. 広いラナイで昼寝することもでき,大満足な滞在ができました.

部屋の様子は旅行記を見てくださいね.

予約の流れ

予約はすべてFAXでやりとりしました. 記録が残ることと,レスポンスが早いことが理由です.

実際の予約の流れは,こんな感じでした.

  1. 泊まりたい日,コンド名(5/6-10,Magic Sands)を知らせて,空きがあるか,いくらになるかを問い合わせる
  2. 空室あり,1泊80USDとの返事が来る.予約確定にはクレジットカード番号とSecurity Deposit Formが必要との連絡.
  3. カード番号と,Security Deposit Formの返送
  4. 予約確認書が郵便で届く

ホテル予約と違って,特徴的なのはSecurity Deposit Formがあることです. 通常,コンドやバケーションハウスを借りる場合, 数百ドルのDepositを宿泊費とは別に支払います. このDepositは借りた部屋や建物にダメージを与えたときに, 夜逃げをされないための保証金のようなものです. 当然,部屋にダメージを与えなれれば,全額返金されます. しかし,送金しないといけないのが面倒ですよね.

そこで Security Deposit Form なるものを書くのです. これは,「もし部屋にダメージを与えてしまったら,私のクレジットカードにチャージしてください」 という内容で,サインをしてFAXするだけで Depositのための送金を免除されます. 一枚のFAXを送るだけで簡単なのだが,もし,仮に相手が悪徳業者ならばとんでもないことになりそう. しかし,このバケレンに限っていえば,対応が親切だったし,問題ありませんでしたよ.

鍵の受け取り方法

コンドはホテルと違いますので,チェックイン方法も変わります. 大きなコンドには,建物内のフロントや管理事務所があり, そこでチェックインする例もありますが, 大抵のコンドは,バケレンに鍵を取りに行くパターンです.

ここで問題発生!
飛行機の関係でバケレンの営業時間内に到着することができない.どうやって鍵を取りに行くのか???

ぢつは,そのへんのことはうまくできています. 時間外に到着する客のために, バケレン建物外のドア付近にLock Boxという鍵用金庫があります. この金庫の中に,いくつかの鍵が入っており,それぞれが小型金庫のようになっています. 金庫の番号と開け方は,予約確認書に書いてあります.

実際に行ってみると,作業は簡単でした.

  1. バケレンのドアの前へ行く
  2. Lock Boxを開ける(複数のボタンを指示どおりの順番で操作)
  3. 中にはさらに小型金庫(Key Box;暗証番号アリ)が並んでいる
  4. 予約確認書に書いてある番号の小型金庫(Key Box)に暗証番号を打ち込む
  5. 意外にも小型金庫のフタごと外れ,あたかもキーホルダーのように鍵ごと持ってゆく
  6. 金庫の中にメッセージとコンドまでの地図が入っていた

と,まぁ,こんな感じでした.

チェックアウト方法

逆にチェックアウトは簡単で,わかりやすいところ(今回はキッチンと指定されていた)に, 鍵を置いたまま,ドアをロックして出発.ただそれだけです. そのとき,小型金庫のフタも忘れずに. 鍵や金庫のフタをなくすと,後日 Security Deposit にしたがってカードへ請求が行きますので要注意.

むろん,使ったタオルはわかりやすいように風呂桶(シャワーのみの場合は水はけ部分)に置きます. 昼頃までノンビリしていると, クリーニング業者(またはハウスキーピング)から「何時頃チェックアウトしますか?」と確認の電話がかかってくることもあります.

Update : Mar. 21, 2000