Space Center Houston の駐車場に入るとき駐車料金4ドル払う. 入場券を買おうとしたら,小学生の団体が並んでいました. やはりNASAに課外授業に来るんだなぁ.と微笑ましく思うと同時にうらやましかったりする.
NASAの敷地内へ入るトラム・ツアーが所要時間90分というので, 真っ先にトラムへ向かう.10時半発のツアーだ. ハワイなどでは日本語通訳ヘッドフォンが有料で借りれるんだけど,ここにはないらしい. ま,大体言ってる事わかるからいいか.ヒアリングの勉強にもなるしね.
トラムツアーのセキュリティチェック |
こんなトラムに乗る |
トラムに乗るときには空港と同レベルのセキュリティ・チェックがあった. トラムの座席は指定され,番号が書いてある搭乗券を常に携帯するよういわれ, トラムが発車する前には人数チェックを厳密にするといった感じだった. 以前,フロリダのケネディ宇宙センターへ行ったときはどこでも好きなところに座ってくれ状態だったのに, さすがは9.11以降は厳しいらしい.
最初に Histric Commander room なるところへ入った. ここはアポロ時代から使用していた管制室だ(正確には復元と解説していた). あの「こちらヒューストン.アポロXX号応答せよ.(ピーー)」とかいう交信をしていたところ. あの映画「アポロ13号」に出てくる管制室そのものだった(というか映画が真似してるんだな). 解説では,「管制室は5階にある.階下には大型計算機がギッシリつまっている. 管制用コンピュータにはキーボードがついてなく,脇にロール紙が転がっている. これは60年代は主にパンチカードで入力していたからだ.」と言っていた.
アポロ計画当時の管制室 |
ぢつはこんな感じで見学用の座席がある |
見ていると当時の様子が伝わってくる.60年代によくもこんなことができたものだ. と関心してしまう. 一方,たぶん今回持ってきたノートPC(PentiumIII 800MHz)でも同じくらいの処理能力があるんだよなぁ・・・ と考えると40年の技術の進歩もすごいものだと実感できる. 40年前の4階建ての建物ぎっしりのスパーコンピュータが,今ではノートPC1台分なんだから.
次にトラムに乗り Hanger X なるところへ行く.宇宙飛行士の訓練機が展示してある. この訓練機を大型飛行機に載せて,上空から自由落下させて, 中では無重力になるのでそこで訓練するといったものだった. 意外に小さいというのが印象.
Hanger Xへの入り口 |
宇宙飛行士訓練用の自由落下船 |
こんな感じで落とす |
中では無重力状態で訓練 |
次にISS(国際宇宙ステーション)モジュールを見学する. 本当はフロリダで作っているのだけど,ここではモックアップ(実物大模型)と解説していた. この辺からカメラのバッテリーが切れてしまう(爆)
ISSのモジュール |
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貨物用のスペースシャトル(後部) |
貨物用のスペースシャトル(前部) |
最後に,世界最大級といわれるサターン・ロケットの屋外展示をじっくりと見てトラムツアーは終了. ロケットは何十年も屋外放置されているのでサビが目立つ.フロリダのは屋内展示なのに. 全般的にヒューストンのNASAは,フロリダと比べて面白みがないように思えました. でも森へぃさんはとても感動していた模様. 次回は是非フロリダのケネディ宇宙センターへ行くとよいよとアドバイスしました.
サターンロケット(下部) |
サターンロケット(上部) |
トラムツアーが意外と時間がかかり,もう12時半. あとは足早に館内展示をザーッと見て,NASAチョコや宇宙食をお土産に購入しました. 頭はスッキリしているものの,時差ボケのせいか腹が減らないので,時間もないことだし, 昼飯食わずに空港に向かいました. NASA出発は1時半.帰りは若干渋滞があったものの,3時前にはレンタカーを返しました.
最後にガソリン入れて返さないとネ by 森へぃ |