2003年10月12日
カナダへスタンプラリー編


これからダウンタウンから橋を渡るぞー

この橋は水に浮いているのだ!

カナダへ入る前に腹ごしらえ
森へぃ氏がどうしても「タコス」食いたいらしい

高速走行中に見たキャンパー
ピックアップトラックにキャンピング部分を積んでる

怪しい東洋系邸へ着くと,アマチュア無線の移動運用セットを準備して待っていました. さて出発ぅ〜! 道は簡単,I5をヒタスラ北上するだけ,約2時間弱の道のりだ. Kunyは写真を撮りたいがために助手席に座り,怪しい東洋系に運転を任せてしまう.

しあとるは田舎なので,片側3車線しかない.そのうち左側車線はプール車線といい, バスや2人以上乗っている車しか走れないようになっている.当然プール車線を走る. アメリカって,どうも砂漠地帯で地平線までまっすぐ伸びる道をイメージしてしまうが, シアトルは緑が多く,風景もなんだか日本に似ている感じがする. 特にI5が山間を縫うように走るところなかは,上下線が段差になっていて, 2車線しかなくて,中央高速の大月付近をイメージしてしまう.

いよいよ本日のメインイベント,車で国境越えです. Kunyの数少ない経験では,欧州しかないので,ちょいと楽しみです. 欧州シェンゲン内の国境は,高速を走っていると, 緑色の看板「FRANCE」というのが現れるだけで, 日本でいう多摩川をわたったら「神奈川県」というのと同じノリなので, 面白みがありません.

さて,いよいよカナダ国境が近づいてきました. 最後のインターチェンジには
「アメリカ最後のIC,安いガソリンはココで」とか,
「商用トラックはここで降りよ」
「イミグレ&税関 Open」
「イミグレ&税関 1mile先」
などという看板が出てきました. いよいよイミグレが見えてきました. 単なる料金所にしか見えませんが,ここで入国審査です. 入国審査があるので,車が進む列が遅くて,15分位待ちました. 審査待ちの車の中には, キャンピングトレーラーを牽いたアメリカの国立公園帰りの家族車もいました.


国境まで最後のIC.国旗が並んでる.
左は「米国の安いガソリンはココで」と書いてある
カナダへの税関&入国審査が1mile先の表示

カナダはkm/h表示.km/h表示に注意!
30km/hが20mphと書いてある

この料金所みたいのが入国審査

イミグレの列に並ぶキャンピングトレーラー

看板後ろの事務所でスタンプ押してもらう

さて,いよいよ我々の番です. 入国審査の質問が異様に細かかったです.

東洋系 「こんばんわ」
審査官 「何人います?入国の目的と滞在期間は?」
東洋系 「私含めて3人です.ちょいとバンクーバーまで遅い夕食でも.今日の深夜には帰ります」
審査官 「じゃパスポート見せて」
3人分のパスポートをペラペラめくる審査官・・・
審査官 「どこから来たの?」
東洋系 「シアトルから.住んでいます」
審査官 「あれ?じゃぁ他の二人のアメリカIDは?」
東洋系 「いや・・・この二人は友人で日本から来ています.で,その案内」
審査官 「友人とは?具体的に・・・」
東洋系 「アマチュア無線で知り合いました」
審査官 「直接交信するの?」
東洋系 「そうですよ」
審査官 「へぇ・・・すごいね.ところで仕事は何してます?」
東洋系 「シアトルのXXXにてXXXX関係で働いています.」
Kuny 「日本のXXXでえんぢにあしてまっす」
森へぃ 「日本のXXXXでえんぢにあ」
審査官 「以前カナダに来たことは?」
森へぃ 「今回が初めてです」
Kuny 「5年位まえにモントリオールへ1回だけ」
審査官 「そんときの目的は?」
Kuny 「IEEEの学会発表で」
審査官 「そりゃいいね.逝ってヨシ」
審査官 「あ,日本からの2人はパスポートにスタンプ押すから事務所寄ってってね」

料金所もどき入国審査ブースを超えて,左側にあるサービスエリアっぽい事務所へ車を止めて, 事務所の中へゆく.中でも同じような質疑応答があり,無事,パスポートにカナダのスタンプげっと! 怪しい東洋系もスタンプをねだったが押してくれなかった模様.(USエイリアン登録してあるので) その後に,車に戻って,運転席と助手席の間で,アマチュア無線の交信をする. これでお互い,カナダ国内で電波を発射して交信したことになる.メデタシ・メデタシ.

怪しい東洋系のハナシによると,9.11以前は日本人観光客もスタンプ押さなかったのだけど, 今回は質問も細かいし,スタンプ押すことになったらしい.ま,我々としても, スタンプラリー目的なのでスタンプ押されないと悲しいんで,これでヨカッタのですけどね.

さて,カナダに入った. 速度制限表示がMPH(Miles表示)からKPH(km/h表示)にかわる. 制限速度100km/hと,数字が3桁になって変な気分. さて,どうしよう?このままバンクーバーまで行くには時間がかかるので2つ目のICで降りて, ショッピングモールへ行くことに. せっかくシアトルからカナダまで来たので,記念にスタバでコーヒーを飲むことに.

せっかくのカナダなので,通じないのを承知で,記念でフランス語で挑む. 「しるぶぷれ!」でも通じない,当たり前だっつぅの!(爆) で,キャラメルマキアートを頼んだのだが,店のねぇちゃんが分量を間違えて, Overflow.コップからこぼれさせてしまいました.しょうがないから, コップを2個もらい,こぼれた分をもう一方へ移す. 3割程度得した模様.

しかしスタバだけでは,カナダへ来たという気分にならないので, ショッピングモール内で,カナダっぽい看板や表示をさがす. でも,アメリカと同じものばかり.あ・・・一つあった! 「Canadian Tire」(爆).しょうがないが写真を撮って,アメリカへの帰路につく.

アメリカ再入国時にも,料金所もどき料金所があり,そこでの入国審査となる. でも日本人2人は,パスポートにすでにI94-Wが挟んであるので,米国人扱いになり, あっけなく審査は終了してしまう.ちなみにこの場合はアメリカのスタンプはもらえない.


カナダではまずスタバ
(なんか間違っているような気もしますが〜)
注文したもの.
真中2個のキャラメルマキアートはOverflow(爆)

Overflowの様子(笑)

やっと見つけたカナダらしいモノ(違)

米国へのイミグレ.こっちはブースが少ない

そのまま2時間のドライブで,東洋系宅経由で,ホテルまで戻りました. ホテル着は午後10時. 明日帰国なので,明日は早めに起きて,ダウンタウンを散策し,残りの買出しをして, 帰ろうかな?と思います.それではお休みぃ〜

Update : Oct 24, 2003