2001年1月12日
深水土歩でGSM携帯げっと


MTR改札はオクトパスで「タッチ&ゴー®JR-E」

MTR(地下鉄)

さて,MTRで深水土歩へ到着.全員の目の色が変わる(笑). やはり,みんな電気街が好きなようだ. まずはお約束の黄金電脳中心(Golden Computer Centre)から.

香港返還(1997年)〜3年前(1999年)までは,違法ソフト屋の摘発が相次ぎ, 店舗はガラガラでした. 当時は,アングラサイトBBSやヲタクネットワークなどで呼び込みのおぢさんの居所を知り, 呼び込みおぢさんに合言葉をいい,屈強の兄ぃさんが門番している怪しげな路地裏へ案内され, 非常階段から屋根裏部屋の隠し店舗に行くという感じでした. 香港にPCヲタクなYingちゃんやLoganが居なければ,とてもじゃないけど行けなかった. しかし,私が留守にしていた3年の間に,いつのまにかソフト屋は復活していたのでした. 流石,こういうタフなところは香港チックですな.


怪しげなものを発見して満面の笑み

店に入ってみると価格が安くなっているのに気づいた. 返還前はCD3枚で100HKD,返還後には4枚100HKDが相場だったのだけど, いつのまにか8枚100HKDになっていた. Loganに聞くと「最近は2枚組み以上のソフトが多くなったからではないか」とのこと. ちなみに,2枚組みソフトは「CD2枚」カウントされるらしい.ナルホド.

ココではソフトに関係なくCD何枚で幾らなんです. つまり数百円の価値しかないゲームも,何十万円するようなパッケージも1枚いくらです. 香港では相変わらずライセンス権は気にしないのか?

今回も面白半分にいくつか買ってみた. 小学生向けの広東語教育ソフトとか,怪しげなゲームとか.


GSM携帯電話を探して

さて,黄金電脳中心をでた後は,KunyのGSM携帯電話機だ. 香港の携帯雑誌によると,やはりNokiaが人気だがやや高めで1〜2万円, AlcatelとSimensはいい値段で出しており,旧機種ならば5千円〜1万円で手に入る. Motorolaは米国でも使える3バンド機が13000円位で意外と安い.

屋台みたいなところで二手(→ 2nd hand → 中古品)も売っているが, トラブルが多いので携帯電話専門店に入る.5〜6軒廻り,価格調査. 隣の店舗で価格が違ったり在庫状況が違うのは当たり前なので,入念にチェック.

米国で使えなくてもよいから1万円以下の安いものにターゲットを絞り探す. デュアルバンド,SMS(ショートメール),バイブレータ,小型軽量,中国語・英語対応のもので探すと, Siemensのセール品(400HKD)を発見.Loganを介して店の人にイロイロ質問して納得できた. 店のSIMカードとKunyのプリペイドSIMを携帯に挿して動作チェック.通話もしてみる.まったく問題なし. 即キャッシュで購入.

ただし,充電器のプラグが香港式なので,屋台の店で変換アダプタと全世界ぶん購入しておきました. これで,日本・韓国以外のほぼ全世界で使えるGSMケータイをげっと. 香港の電話番号もげっと.わーーーい!ウレシイ. 通話料なんかAuのCDMA-Oneの海外ローミングよりも全然安いですからね!

そろそろ腹減った.昼は飲茶と洒落込もう. Loganは,SingとYingちゃんを飲茶に誘っておいてくれました. 2人共,アマチュア無線仲間です. Singは2つ年上のカメラ&無線ヲタク. Kunyと同じ時期に結婚し,2ヶ月遅れで長男が産まれた. 何年かしたら息子同士の交流とかができるかも? もう一人のYingちゃんは,Kuny・酉と同じ歳の電車&PCヲタクな女の子. 屋根裏ソフト屋さんを把握していたツワモノだ. 行動パターンが我々に似ているのも可愛らしい.

場所は香港島の灣仔(Wan Chai)の合和中心だ.小1時間前にトラムで通ったばかりなのに, 似たようなところを2往復してしまうのに無駄な気がする・・・ が,GSMをゲットするために深水土歩は外せないので仕方がない. ちなみに約束時間は1時なのだがもう1時.30分程遅刻してしまう. ま,いっか(爆)

Update : Jan. 23, 2002