今日は旧正月2日目. 大きな無線のアンテナを立てることができるように 中国国境付近の郊外へ引っ越したばかりの, VR2XMT / Charlieの新居へ招かれています. しかし,外国人が行くには難しいところらしいので, SingとYingちゃんが一緒に連れていってくれます. とりあえず,KCR(電車)の九龍塘(がぉろんとん)駅で待ち合わせ. 「約束の時間より2分遅れくらいになりそうだな」と思いながら, 九龍塘駅ホームのエスカレータを登っていると, 携帯電話が鳴る.
なぁんて,子供みたいな携帯電話ゴッコをして合流. しっかし,電車はすごく混んでいる. なんでも中国本土へ里帰りする人の帰省ラッシュのようなものらしい. えぇ?こんなに混んでいるのに乗るのぉ?状態.
次の電車はKunyのモクロミどおりすいていた.
なぁんて,ヲタクなハナシをしている間に, Charlieの最寄駅「粉嶺(ふぁんりん)」に着いた. ここから的士(taxi)に乗って,郊外へ突き進む. 駅前はいかにも香港ベッドタウンという感じで, 30階建くらいの高層マンションが100棟くらい建ち並び, それらが渡り廊下でつながっている.という再開発後の見慣れた風景でした. 5分も走ると,3階建てくらいの低層住宅エリアや低所得層っぽいバラックになってゆく. 的士は車同士がすれ違えないような感じの道を,ずいずいと山奥へ入ってゆく. さすがに,初めてでMaaと2人だと心細くなってしまうような道のりです. 時々,大きな寺院の廻りに集落.という感じの村が点在しています. Singによると,この辺は,香港ができる前から原住民が村単位で住んでいたそうで, 土地の神様(寺院)を中心に集落があるそうなのだ.一つの村に一つの神様. というわけだ. |
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もう中国に入っちゃうのか?と思った頃,Carlieの家に着きました. 的士を降りると・・・なんか火薬臭い. すると,近くで爆竹の轟音が炸裂.しかも,ハンパじゃない. 爆竹の轟音が3〜5分位鳴り続けているのだ.(信じられん!) うーーん,なんか正月の中華街をさらに過激にした感じだぞ. これが中国式正月なのか?と,思い,彼らに聞いてみると, 「正月には爆竹は欠かせない」そうだ. ただし,香港では花火・爆竹は禁止されている. 正月の郊外だと,実質的に見逃しているのが現状とか. 近くを散策してみると,確かに民家の玄関先に赤い紙(爆竹の燃えかす)が 20〜30cm位積もっている家があちこちにある. コレは爆竹をやった後,ということか. 香港人の解説によると「この赤い紙は縁起がよいものなので, 正月三が日は片づけないでいる.量が多いほど福を呼ぶ」のだそうな. 歩いていると,今まさに爆竹準備OKな家を発見. 左の写真の赤いロープみたいなヤツが,ぬぁんと爆竹なのだ. 香港人曰く,これでも,小ぶりな方らしい... 香港人,おそろしや. |
まず,Charlieの家へ行く前に,近くの寺院へ初詣に行きました. このへんは,日本と同じ感覚のようです. 一応,日本流でお参りしておきました. まぁ,ルーツは同じハズだし,日本流でイイんぢゃないかな. と,思いきや,背後で爆音炸裂.さっきの爆竹に点火された模様. うーーむ.なんかこの雰囲気.いいなぁ |
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寺院の前にて,Kuny両手に花の図. 左は電車ヲタクなYingちゃん. ちなみにKuny&Maaと同い年. 初詣に来ているのはほとんどが家族連れでした. 地元の子供達が,英語で会話している我々を不思議そうに,遠目で見ています. そんなに日本人が珍しいかい?(笑) なんか,田舎へ来たんだなぁ〜って感じ. さて,Charlieの家へ行こう. 途中,さっきの爆竹住宅を通ったら,赤い紙が15cm位積もっていました. ホントだ,あのくらいは「小ぶり」なんだね. だって他の家では30cm位積もっているところもあったもん. |