1999年2月17日
旧正月花火大会

花火がはじまるのは8時. それまで,ずいぶん時間があるので, ホテル内のフィットネスセンタ,プールなどでノンビリしていました.

夕方になった頃,ホテルの人へ出てみると, 大勢の人が海沿いのプロムナードへ繰り出して行きます. 海沿いの道路を警察が通行止めにして交通整理をしています. このへん,日本の花火大会と同じ雰囲気です.

部屋から海沿いのプロムナードを見下ろしてみると, カメラおぢさん達が最前列に三脚を立てて陣取り, その後ろにレジャーシートを広げた家族連れや若者集団が集まり始めました. ビクトリアハーバーには花火見物の観光船がたくさん集まってきます.

[Victria Harbour]
[100 Dollers Night View]

日も暮れて,部屋からは香港島側の夜景がキレイに見えるようになりました. 花火大会なのに照明は消さないようです.

花火の打上船は3隻,Regentホテルの真ん前,香港島との中間地点に止まります. 写真では左下に打上船が見えます.

部屋から打上船までは約500mくらいだろうか. 横浜山下公園の花火大会に例えると, 部屋から氷川丸よりも海側にあることになります. ココから打ち上がるとさぞ迫力満点だろうなぁ...と思っていたら.

どっかーーーん!!

花火が始まりました.花火の炸裂音で, 大きな部屋の窓ガラスがビシビシ鳴り響きます. 「わーーーーー」という観衆の怒濤の声. それを高いところから見下ろしている私達. 自然に鳥肌が立ってきます.

なんか,おおきなスクリーン越しで花火を見ているような, 神様が下界を見下ろしているような,臨場感はあるのだが現実味がない, ヘンな感じすらします.

[Fire Works]

花火は3隻の打上船から同時にシンクロして打ち上がります. 日本みたいに尺玉を1個ずつチビチビと打ち上げるというノリではなく, まとめ打ちなのです. 打ち上げ密度は最初から日本でいうスターマイン状態. とても迫力があり,派手派手です. 時々,これでもかぁーというほど打ち上げまくり, あたり真っ白状態にもなります. 派手好きな香港人が花火を打ち上げるとこうなるんですねぇ. 今まで見た花火の中で最も強烈で,キレイでした. 花火はわずか30分間ですが,とても密度が濃く,楽しめました. このロケーションで花火を見ることができて4万円ならば「買い」かも. それでは,しばらく花火を堪能くだされ. ちなみに写真は1眼レフで撮影 by Kuny. 現像プリント後,スキャナ読みとりです.

[Fire Works]
[Fire Works]
[Fire Works]
[Fire Works]
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Update : May. 07, 2000