1999年2月19日
ランタオ島観光(大奥)

バスが出発した,駅前バスターミナルからちょいと走ると,すぐに片側1車線の道になり, ガタガタ状態. しばらく走ると,峠越えになった.

地図でチェックしたとおり,道路は直線的に登っているので,かなりの急坂である. ホント,マジで急坂.バスはローギアに入れて, 黒煙巻き上げながらノロノロと登って行く.的士などは,隙を見て抜いて行くのだけど, 道幅が細くて,ところどころで譲り合わないとすれ違い不可能状態なので,かなり恐い. 香港へ来ていつも思うのだけど,「なんでこんなに急坂が多いのだろうか?」 雪が絶対に降らないから,滑らないとかいう理由なのかな?

と,いきなりKunyの携帯電話が鳴る.

Kuny
「わぃ!(もしもし)」
誰か
「わぃ!わいわいわい!!(もしもし.もしもぉーーーーし)」
ん???バスの中からも聞こえるぞい
XRW
「わぃわぃわい〜〜ぃ!!!(笑)」
酉原
「誰と電話してんの?」
Kuny
「げーーっ!もしかしてLogan?」
XRW
(電話越しに)「そだよーーーん」
Kuny
−−汗−−
酉原
−−汗−−

ぬぁんと,前にいるLoganが電話をかけてきたのでした(笑) いったい何をやっているのだが...なじぇかハイテンションなのだ.

XRW
「そろそろ,峠を越えて南側に出たね. ここが峠で,大仏までハイキングコースがあるんだ. ホラ,家族連れで賑わってるでしょ?」
Maa
「そっかー,ハイキングもいいかもね」
Kuny
「しっかし,すごい急坂だね.バスもボロいし,大丈夫かいな?」
XRW
「時々ブレーキが利かなくなって事故ったとかニュースになるよ」
一同
「えーー?マジっすかぁ?」
Maa
「まぁ,ジェットコースターみたいで面白いじゃない」
と,LoganおもむろにハンディGPSを取り出す.
XRW
「取り出したるはぁ,私の新しいオモチャ, ハンディGPSでございぃ〜.いいでしょぉ?」
と,思いっきり自慢されてしまった
Kuny
「うっっ,こんなところで自慢されてしまうとは.私もGPS持ってきたんだけど, ホテルに置いて来ちゃったよぉお」
XRW
「なんだよ,Kunyもこういうの好きだねぇ.で,どのモデルを買ったの?」
などと,GPS談義に花を咲かせてしまいましたとさ(コレ以上はヲタクねたなので割愛)

バスは南側の海岸に出て,海岸沿を西向けに走ります. このへんは,別荘とか,会社の保養所がたくさんあり, Charlieの会社所有の別荘(保養所みたいなものか?)もあるそうだ. 今度,香港へ来る時は,Charlieと一緒に,別荘借りて,BBQでもしようね!

さて,バスはもう一つの峠を越え,ランタオ島西端の漁村「大奥」に到着しました. バスに乗って約1時間の道のりです.ちょっとケツ痛くなってきちゃった. 大奥は高層ビルなんかない,とてもノドカな漁村です.英語表示も見当たりません. 香港というイメージではないですよね.

Loganによると,昔,この辺は外国人観光客はまず来ない場所だったそうだけど, 新空港開港後は観光局が観光に力を入れており,徐々に観光地化しているそうです. しかし,道路整備が追いついていないので大量輸送できないのがかなり問題らしい. 私はノドカなままが魅力に感じるのだけどなぁ

漁村を歩いていると,潮の匂いがしました.なんか日本のひなびた漁村と同じ雰囲気. このへんは,舟で生活している水上生活者が多いみたいです.

通りを歩いていると,魚介類を並べて売っています. Loganによると,漁師も正月休みに入っているので, 今並んでいるのは新鮮でないから,やめた方がよいとのこと. そりゃそうだ.

[Taio]
[Taio]

歩いていると,何かを踏んづけてパチパチと音がする. そして,火薬臭い.よぉく見ると地面にかんしゃく玉が落ちています. よくわかんないけど,正月特有の縁起モノなのかな?

漁村をウロウロしていたら,村の神様がありました.Charlie邸近くにあったのと同じノリです. 悪友達も香港初詣を堪能しました.

上の写真は,Loganがその辺にいたおぢさん捕まえて撮ってもらったものです. 「写真撮ってね」と広東語で頼める現地民と一緒にいくと便利ですね. ちなみにLoganは一番右です.あとは大学の悪友達.どれが誰だかわかるかな?

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Update : May. 22, 2000