199X年10月08日
香港へ

[JR Green Car]
腰にはパスポート,グリーン車マークを指差して・・・by 酉&FEG

成田空港まではNEXに乗ると高いので,横須賀線総武線直通快速のグリーン車で行きました. EFGと酉はグリーン車初体験,さらに酉は海外初体験です. 初めてだらけの2人は興奮状態. ということで,上のような記念写真をとりました.

[Narita Airport]
初めての成田空港に御満悦の酉氏・・・
なんか恐ぇぞ

4人は15時くらいには成田空港に到着していました. ひこーきは18:30発です. なんでこんなに早く行ったかと言うと, 香港でのスリリングな着陸を体感するために右側窓際の席をGETするためです.

しかし受付のお姉さんは,

受付
「このチケットは団体扱いですねぇ...席は既に決まっています」
Kuny
「えーー???ハワイや香港では座席も融通してくれるよ」
受付
「ここでは出来ません(にべもなし)」
Kuny
「じゃあ帰りの座席は現地でやれば窓際とること出来るかな?」
受付
「さあ? Tryしてみて下さい」
#やはり格安航空券(往復3万5千円)だから無理のようだ.げろげろ

・・・全員の怒りメーター約15%

その後我々は搭乗までの3時間をひたすら何もせず過ごすことになりました.



-----暫く経過-----

EFG
「...腹、減ったな」
Kuny
「成田空港の物価は世界一高いから買わない方がいいよ」
EFG
「...。」


-----もうちょっと経過-----

EFG
「あぅ...我慢できん.ちょっと買ってくる」
N村
「僕も」
「...。」
Kuny
「...。」

EFG
「チョコレートとお稲荷さん買ってきたよ」
N村
「フランクドッグとサンドイッチ」

EFG
「ひょい,ぱくっ.ひょい,ぱく.」
Kuny
「こりこり。」
「コリコリ。」
N村
「もぐもぐ... ん?? あーっ! このサンドイッチ,むちゃくちゃ少なーい!!!」
「ホントだ.箱の中スカスカだね(笑)」
N村
「ぬぬぬ.許さ〜ん」
N村:怒りメーター25%増加
EFG
「詐欺みたいだな」
Kuny
「成田空港は世界一物価が高いからねぇ.関空の方が高いかな?」


-----さらに少し経過-----

EFG
「いかん.ちょっと食べたら余計に腹減ってきた」
Kuny
「飛行機に乗れば機内食が出るから,それまで我慢するんだ」
N村
「...。」
UUE
「...。」
Kuny
「...。」
EFG
「...ぐぐぅ〜.ぐきゅるるぅ〜.きゅうぅ〜」
全員:やり場の無い怒りメーター更に15%増加


-----地獄の責め苦が暫く経過-----

Kuny
「よし.搭乗できるよ」
N村
「OK.乗ろう」
EFG
「ホッ」
全員:怒りメーター20%減少


-----搭乗後-----

EFG
「あう.やはり俺達は飛行機の真ん中のシートか」
Kuny
「でも窓際は結構空いているみたいだし, このまま座席が埋まらなければ後で移動出来るよ」
Kuny:怒りメーター5%減少


-----15分後-----

EFG
「...座席,全部埋まっちゃったね」
Kuny
「...うん」
N村
「...。」
「...。」
全員:八つ当たり的怒りメーター15%増加


-----更に20分経過-----

EFG
「...発信時刻過ぎてんのに全然うごかねーな.これ」
N村
「離陸の順番待ちしてんじゃない?」
Kuny
「...あっ!なんだあれ!?」
乗客
「???」
#みんなドヨメク

窓の外を見てみると右翼2番エンジンから豪勢な黒煙が噴出中。

乗客
「どよどよ.ざわざわ」
EFG
「この飛行機,ホントに飛ぶのかよ」
機長
(英語アナウンス)「ぺらぺーら・・・Engine trouble・・・ぺらぺーら」
EFG
エンジントラブルだっつーのは見りゃ判るって!」
#その単語しか聞き取れなかったらしい...
翻訳
(すっちーの日本語アナウンス)「ただいまの機長のアナウンスを繰り返しお伝えします. ただいま機体のチェックが長引いているため離陸を暫く見合わせております....」
EFG
「!?あの黒煙を機体のチェックで済ませるかぁーっ?」
N村
「...まあ,日本人に対しては当たり障りの無い報告をするのが普通だからね」
EFG
「....。」


-----更に1時間経過-----

近くの子供
「やーーん!ギャーーン!ピギャーーン!」
#むずがっている
Kuny
「...うるさい...」
N村
「...ねむい...」
EFG
「...ぐうー.ぐきゅるるぅー.ぐぐぅぐうー...」
「....。」
全員:怒りメーターレッドゾーン

...ようやく機体が離陸したときは嬉しかったっす. 機内の空気,かなり険悪な状態になってたもんなぁ...

と,まあ,出発時から既に話のネタが出来てしまった我々なのだが, 兎にも角にも何とか無事に出国することが出来たのでした.

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Update : Jun. 13, 2000