199X年10月08日
香港到着

さて，無事，離陸して順調に飛んでいるようです． ひこーき初体験の酉は，機内でタダで酒が呑めると御満悦． そういうKunyも御満悦状態．（爆）

酒さえ呑めりゃ，ゴクラク状態

さて，香港到着30分位前... EFGが真剣な顔をしてカバンをまさぐっている．

EFG

「・・・やべ．ない」

弱々しい声

Ｎ村

「なにが？」

EFG

「・・・（帰りの）チケット」

一同

「え゛っっっ？？」

Kuny

「チャンと探せよ．最悪，香港で買うことになるだけだから」

EFG

「さっきから探しているんだけど...」（冷や汗）

Ｎ村

「もう一度，最初から探してみ」

EFG，カバンの中身をすべて取り出し，順番に探す． そして顔面蒼白に...

酉

「さっきコーヒー飲んでいたときにはあったよなぁ」

この時，あっしは香港の地図に航空券がはさまっているのを発見したが， EFGは気づいていない（注）． 面白そうだから，もう少し黙っていることにした．（あっしは正確悪いかしら？）

EFG

「だぁ〜かぁらぁ〜〜，ノースウェストは嫌ぁん」

発狂し始める

Ｎ村

「あるじゃん」

EFG

「え？よかったあ〜！」

一同，ほっとする

（注）

通常，航空券は表側が航空券の印刷だが，裏は何かのＣＭが印刷されている場合が多い． この時は，広告面が上側だったので，EFGは気づかなかったのでしょう．

いよいよ香港への着陸． あいかわらずエグイコースで着陸するんですぅ． 右へ急旋回して降りてゆく． その時，飛行機の主翼がビルに届くのではないか？ と思うほど低空飛行なんですぅ． 飛行機の中からビルの看板が読めたり，ビルの中の人が見えるんですぅ・・・
＃ちょっと怖いけど、スリリングで良い

着陸後，飛行機初体験の酉をつれて，操縦席に行ってみる． ２階への階段のところのすっち〜(以下CA)に

Kuny

「操縦席行ってもいい？コイツ飛行機初めてでさぁ」

CA

「もちろん．カメラ持ってる？」

Kuny

「うん！撮ってもいいよね」

CA

「もちろん．さ，どうぞ！」

と，あっけなく許可をもらえた． 米国系航空会社は，飛行中は操縦席に入れてくれないが， 到着後に頼めば大抵OKがもらえます．

で，コックピットで

機長

「ようこそ」

Kuny

「ちわっす．コイツ飛行機初めてだから連れてきたんです．いいですか？」

機長

「ほらほら，こっちおいで．座っていいよ」

ぅぉっ？？？パイロットシートに座っちゃっていいの？？？すげーーー

酉

「ぅぉっ，座っちゃっていいの？すげ〜〜〜」

Kuny

「機長，質問でっす．今回は全てオートパイロットですか？」

機長

「機体が水平になるまではオート，あとはマニュアルだねぇ． オートだと着地の瞬間のショックが大きくなっちゃうんだよ」

等と，クルーと少し話して，写真撮って出てきました．

今回はあっしにとっては珍しく，入国審査も税関もノーチェックでした． やはりアルミパイプや無線機を持っていなかったので． 普通の観光客と見られていたのでしょう．

さて，エンジントラブルで１時間遅れたので，税関を抜けたのが午後１２時すぎ． もう空港バスもないので，必然的にタクシー（的士）は長蛇の列．

あっしらは迷わず出発階の２階へ上って，出発客を降ろした直後の的士を待たずにゲット． 本当は２階で乗せてはいけないらしいのだけれど， 香港原住民はみぃんなやっているんだから，まぁ問題はないだろう．

広東語で行き先を告げて，無事到着．
＃ありがとう、ＶＲ２ＳＳ先生

夜でも看板のライトアップは続く

PS.

泊まったところはＹＭＣＡ系列なのですが，ぬぁんと！室内でのアルコール禁止． こりゃ，楽しみの一つが減ったぞよ・・・